IONIQ5と蓄電池アシストタイプの急速充電器

蓄電池アシストタイプの急速充電器では、SOCが100%に達していないのに、30分以内に充電が終了してしまうことがあります。筆者が経験したのは、道の駅に設置してあるJFE製の50kW急速充電器ですが、何度利用しても充電を開始してから20分前後で充電が終了してしまいます。ただ、SOCが80%以上の状態で充電を開始したときは、たまたまかもしれませんが30分間充電することができました。

これは、充電器が設計されたときには、発売されている電気自動車は初期のリーフだけで、IONIQ5のような大容量のバッテリーを搭載して、高い充電性能を持った車両がなかったことが原因のようです。そのため、充電器に次のような注意書きが貼ってあります。

20分前後で充電が終了するのはしようがないとしても、問題は充電カードによって課金の時間単位が異なる点です。たとえば、エコQ電などは課金の時間単位が「分」なので、19分で終了しようが、20分で終了しようが問題ありません。しかし、IONIQ5ユーザーの多くが契約していると思われる日産のZESP3は、課金の時間単位が「10分」なので20分で充電が終了すると30分充電したときと同じ料金がかかってしまいます。対策としては、19分経ったら充電器のSTOPボタンを押して充電を終了するしかありませんので注意してください。

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